＊もうダメかもしれない

もうダメかもしれない

何度もそう思いましたが
まだ大丈夫まだ大丈夫と
自分に言い聞かせて過ごしていました。

今思えばそう思っている時点で
もう自分の限界は越えていたんです。

そんな毎日ピンと緊張の糸が
張ったような日々も
ついに終わりをむかえます。

保育園にむかう電車に
乗ろうとした時、前に進めなくなりました。

涙があふれてきて
肩で息をしないといけないくらい
過呼吸になったのです。

過呼吸には何回かなったことがあったので
対処法は知っていましたが
それも出来ないくらいの過呼吸になりました。

手がしびれ、周りからの大丈夫ですか？
という助けの声にも応えられないほど

そのまま駅の救護室に運ばれました。